2007/07/27(金)
これだけある美容室ですが実際は利益の出ている会社はほとんどありません。
1990年代くらいまでは美容室の利益率は売上高の30%程度は出ていましたが、現在はどこの美容室も10%、つまり売上の1割程度しかありません。
その原因としては、美容師の給料の高騰、他店との顧客獲得競争に伴うカット料金の値下げ、さらにサービスを充実させるためにチラシ配りやフロントスタッフの配備など様々な必要経費の支出により利益が出ないのです。
数年前にもエステと美容室を経営していた有名な上場企業の美容室ロイ●ルがある日突然倒産してそのときはスタッフさえ当日まで知らなかったらしく、1000人近い従業員が給料が未払いになったという噂です。
また2年前にはスタッフ2000人以上抱えたチェーン店で当時美容室業界の売上高 NO.1 の会社(株)●賀●がやはり倒産しています。
昨年の美容室業界の売上高トップの会社は赤字だそうです。さらに今年の上半期の全国の美容室の利益、売上高共に前年比1割〜2割ダウンという統計が出ているそうです。
スタッフの給料を減らせば従業員は辞め、価格を上げれば他店との顧客獲得に影響し、その他のサービスを削減すれば失客につながるという状況にどこの美容室経営者も大変な状態が続いています。
本来こういった状況に陥らないために美容組合といったものが存在しています。美容組合とは、美容室の従業員、お客様、経営者の間でトラブルや事故がなく円滑に業務を果たせるように手助けをする代わりに、カットやパーマの価格の設定、従業員の雇用関係、お店の定休日などに制限をします。本来はどの美容室もこの組合に所属することが義務付けられていますが現在は所属している美容室はほとんどありません。
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